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スマホでフル板が見れる証券会社

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最近はスマホでデイトレードする人が増えてますね。

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知人がスマホで板読みして利益を出しているのですが、自分はPCで慣れてしまったのでスマホの小さい画面ではできる気がしません。

要は慣れだと思うのですが、スマホとPCでは画面に表示される情報量が違いすぎて、不利な部分もあります。

その一つが、板情報。

最近ではどの証券会社もPCではフル板が見れますが、スマホでも見れる証券会社は限られています。

この記事では、スマホからでもフル板が見れる証券会社を紹介します。

こんな人向けの記事です

  • スマホでフル板が見たい人
  • 現物ではなく、信用取引をする人
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スマホに対応しているのは「BRiSK」のみ

現在のところ、証券会社が提供しているアプリでフル板が見れるものはありませんでした。

アプリはないんですが、ブラウザで動く「BRiSK」というシステムを提供している証券会社がいくつかあります。

「BRiSK」はアルゲンタム・コード株式会社が開発した高速なフル板アプリです。

どのくらい高速かというと、このくらい。

出典: SBI証券「BRiSK」

この記事では「BRiSK」を使える証券会社をご紹介します。

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フル板からの発注はできない

「BRiSK」はスマホから発注ができません。

ですので、スマホからフル板を見るのは「BRiSK」、発注は各証券会社のアプリまたはWebサイトからとなります。

スマホでフル板が見れる証券会社は4社

2023年現在、スマホでフル板を見れる証券会社は4つ。

  • SBI証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
  • SMBC日興証券

スマホでフル板を使いデイトレードするために大事な、以下の3つを比較してオススメの証券会社を紹介していきます!

  • フル板を無料で利用する条件
  • デイトレードするときの売買手数料
  • 実際のトレードのしやすさ

フル板を無料で利用する条件

4つの証券会社の口座を作れば「BRiSK」が使えるんですが、無料で利用するには条件があります。

その条件は各証券会社で違います。

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2023年3月10日に調べた情報です。

SBI証券

条件はいくつかありますが、ずっと無料で使い続けるには「信用取引口座」を開設することをオススメします。

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デイトレするなら信用取引できたほうが断然良いので、「信用取引口座」の開設はオススメ!

条件無料期間
新しくSBI証券の総合口座を開設 1ヶ月間は無料
国内株式(PTS、単元未満株含む)の約定が合計1回以上ある
約定日当日17時時点で、円貨建取引の「信書(取引報告書・取引残高報告書)、運用報告書等」の電子交付サービスご選択、利用していること
36日間は無料
「信用取引口座」か「先物・オプション取引口座」を開設原則無期限で無料
前月末最終営業日時点で以下商品のお預り残高合計額が1億円以上ある
 ・国内株式(貸株残高及び信用建玉を除く)
 ・カバードワラント
 ・国内投資信託
 ・個人向け国債、利付国債
 ・MRF・MMF・中国F
 ・SBIハイブリッド預金残高
 ・現金(FX取引の保証金、先物・オプション取引の証拠金を除く)
当月3営業日目~翌月9日まで無料

ちなみに有料の場合は、1ヶ月税込330円で利用できます。

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信用取引口座を作っってしまえば、あとは無条件でBRiSKが使える点ではSBI証券が一番です!

松井証券

松井証券の条件はシンプルです。

条件無料期間
前月26日~当月25日の期間内に、信用取引の約定回数が10回以上 翌月1日から翌月末日までの1か月無料
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信用取引口座の開設をした上で、松井証券をデイトレのメイン口座にするなら、ずっと無料で使えますね!

条件を満たせない場合は、1ヶ月税込330円で利用できます。

マネックス証券

マネックス証券は公式サイトにこう記載があり、はっきりとした条件は公表していないようです。

信用取引口座をお持ちのお客様のうち、一定の取引条件を満たしたお客様のみご利用いただけます。対象のお客様には随時メールにてお申込み方法をご案内させていただく予定です。利用料は無料となります。

SMBC日興証券

SMBC日興証券の条件もシンプルでクリアしやすいです。

条件無料期間
前月の国内株式(現物/信用取引)の取引(約定)が合計5回以上
ダイレクトコースのステージが「シルバー」以上
記載なし
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恐らく条件を満たすと1ヶ月無料だと思います。

売買手数料

各社それぞれデイトレードに特化した手数料プランを用意しています。

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2023年3月10日に調べた情報です。

デイトレ専用取引なら手数料0円!

SBI証券は「日計り信用取引」、松井証券は「一日信用取引」、マネックス証券は「ワンデイ信用」というのがあります。

返済期限が当日のデイトレなら、取引手数料が無料です。

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つまりポジションの持ち越しなしなら無料で取引ができます。

証券会社取引手数料金利・貸株料
SBI証券
日計り信用取引
0円0%
松井証券
一日信用取引
0円0%
マネックス証券
ワンデイ信用
0円1.8%
※100万円以上で0%

当日中に建玉の決済をしないと逆に高くつくので注意してください。

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持ち越すときは現引しましょう!

知らない人も多いのですが、決められた時間までに現引すれば持ち越すことができます。

現引のルール、現引き可能な時間等はしっかりと調べてからお取引してくださいね。

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手数料に関してはSBI証券と松井証券がオススメ!

「日興イージートレード信用取引」も手数料0円

SMBC日興証券にはデイトレ用のプランはないんですが、「日興イージートレード信用取引」は手数料が無料で、持ち越しもOKです。

取引手数料0円
金利
(信用買い)
制度信用:年利 2.50%
一般信用:年利 3.00%
貸株料
(信用売り)
制度信用:年利 1.15%
一般信用:年利 1.40%

実際のトレードのしやすさ

この記事のテーマは「スマホ」で「フル板を見る」ことなんですが、きっと目的は「スマホでデイトレードしたい」だと思います。

というわけで、この章では「スマホだけでデイトレードをする人」向けに書きます。

フル板、歩み値、チャートの切り替えはサクサク

「BRiSK」のフル板から歩み値、チャート、そしてまたフル板と画面の切り替えはサクサクです。

出典: SBI証券「BRiSK」

板・チャート・歩み値のタブが1画面に配置されてるので、見たい画面をスムーズに切り替えできます。

板・チャート・歩み値の切り替えがスムーズ

出典: SBI証券「BRiSK」

スマホから歩み値が全部見れる

「BRiSK」の歩み値は寄り付きから引けまでの全てをスマホから見ることができます。

歩み値は1日分すべて見れる

出典: SBI証券「BRiSK」

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証券会社のスマホアプリだと1日分すべての歩み値を見れないことが多いので、これは便利ですね。

証券会社のアプリはマルチウィンドウに非対応

前述した通り「BRiSK」のフル板から注文は出せません。

注文を入れるときは証券会社のアプリかWebサイト経由になります。

「スマホのマルチウィンドウで2画面表示すればいいじゃん!」と思ったんですが、証券会社のアプリはマルチウィンドウに対応していません。

証券会社のアプリはマルチウィンドウに非対応

出典: 松井証券「株アプリ」

マルチタスク機能でアプリを切り替えて注文

ブラウザで「BRiSK」、証券会社のアプリも起動しておき、マルチタスク機能でアプリを切り替えて発注するのが一番現実的な気がします。

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トレードスタイルにもよりますが、スキャルピングみたいなスピードが必要なものは大変そうです。

証券会社のWebサイトから注文

アプリは2画面表示できませんが、Webサイトなら開きます。

Chromeで2画面表示

出典: (上)SBI証券「BRiSK」 / (下)松井証券Webサイト

松井証券のWebサイトでは歩み値が表示できるので、「フル板+歩み値」が同時に表示できます。

BRiSK+松井証券のWebサイトなら歩み値も同時に表示可能

出典: (上)SBI証券「BRiSK」 / (下)松井証券Webサイト

「BRiSK」の複数起動はできない

マルチウィンドウで「BRiSK」2つ表示すれば便利なんじゃ?と思うと人もいると思います。

残念ながら、「BRiSK」は複数起動できない仕様です。

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Chromeで2画面表示はもちろんダメだったので、Chromeと別のブラウザならいけるかも!と試してみましたが。。

ChromeとVivaldiブラウザで別々に「BRiSK」を開いてみたけどダメでした。

BRiSKは別々のブラウザでも複数起動できない

出典: SBI証券「BRiSK」

松井証券の歩み値が見やすい

松井証券のスマホアプリ「日本株アプリ」は、その日の歩み値をすべて見ることができます。

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「BRiSK」でも歩み値が1日分ぜんぶ見れますが、松井証券の「日本株アプリ」の歩み値はめちゃくちゃ見やすいんです!

なにが見やすいかというと、、

売り板と買い板のどちらで約定したのかが表示されるんです!

出典: 松井証券「日本株アプリ」

板には表示されないのに歩み値だけ動くステルス注文っぽい動きをするときってありますよね。

例えば、2,813円の売り板・買い板のどちらにも指値注文がないのに、2,813円で約定したと歩み値に出ることがあります。

売り板にも買い板にも指値注文がないときのステルス注文を歩み値で見れる

出典: SBI証券「BRiSK」

普通の歩み値だと、売り板に出された指値注文が買われたのか、買い板に出された指値注文が売られたのかってわかりません。

でもそんなステルス注文っぽい約定でも、松井証券の「日本株アプリ」の歩み値の売買区分にはしっかりと表示してくれるのです。

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ステルス注文じゃなくても、歩み値って普通に見づらいから売買区分が表示されてると便利ですね。

リアルタイムで見れなかった銘柄の歩み値を引け後にチェックするときにも役立ちます!

スマホでフル板見れる証券会社ランキング

1位 松井証券

松井証券はだいぶ前からデイトレード向けの証券会社として知られています。

今回はスマホアプリだけ紹介しましたが、PCで使えるツールもデイトレードしやすくなっています。

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手数料などはSBI証券が先行して値下げしていっていますが、松井証券もしっかりとついてきてくれています。

あと、スマホアプリの機能改善を積極的にやってて、どんどん使いやすくなってます。

おすすめポイント

  • 手数料、最安値
  • スマホアプリの使いやすさと歩み値の見やすさ
  • Webサイトの発注機能も使いやすい

\ 口座開設はこちら /
松井証券

2位 SBI証券

SBI証券は、口座数ランキング1位の人気証券会社です。

スマホアプリの歩み値が秒まで表示されないとか、なにかとデイトレード向きじゃないので2位にしました。

ただ信用取引口座さえ開設してしまえば「BRiSK」使い放題なので口座を持っておいてもいいと思います!

おすすめポイント

  • 手数料、最安値
  • 信用取引口座を開設すると「BRiSK」がずっと使える

3位 マネックス証券・SMBC日興証券

手数料の面で少し劣ってしまうのと、スマホでフル板を見るために口座を開設する選択肢には入らないかなと思いました。

今回のテーマには合わなかっただけで、マネックス証券もSMBC日興証券もそれぞれ強みがあります。

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SMBC日興証券は優待銘柄のクロス取引にはオススメだったりします。

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