トレンドラインを引いていると、価格がラインからはみ出すことがあります。

そんなとき、
「トレンドラインを引き直したほうがいい?」
「ラインを割ったから、もうこのラインは削除したほうがいい?」
と迷うこともあるでしょう。
結論からいうと、トレンドラインは値動きに応じて引き直します。
ただし、価格がラインをはみ出すたびに、その値動きに合わせて引き直してしまっては意味がありません。
この記事では、トレンドラインを引き直すタイミングや、ラインをはみ出したときの自分の考え方について解説します。
トレンドラインを割っても、すぐに消さない
上昇トレンド中に、価格がトレンドラインを下に抜けたとします。
このとき、
「トレンドラインを割ったから、上昇トレンドは終わり」
とすぐに判断するのはおすすめしません。
トレンドラインを少し下に抜けたあと、再びラインの上に戻り、そこから直近高値を更新することもあるからです。

つまり、トレンドラインを割ることと、トレンドが終わることは同じではありません。
そもそも、トレンドが続いているかどうかは、トレンドラインではなく高値と安値の動きで判断します。
そのため、価格がトレンドラインを少し割っただけで、すぐにラインを消す必要はありません。
まずはラインを残したまま、その後の値動きを確認しましょう。
トレンドラインを引き直すタイミング
では、どのタイミングでトレンドラインを引き直すのか。
上昇トレンドの場合、自分は次の流れで判断しています。
① 価格が上昇トレンドラインを下に抜ける

② すぐには引き直さず、その後の値動きを見る

③ 新たに安値をつけて反発する

④ 直近高値を更新する

⑤ 新たにできた安値を使ってトレンドラインを引き直す

ポイントは、安値をつけて反発した時点では、まだ引き直さないことです。
安値をつけて一度反発しても、直近高値を更新できず、そのまま下落することもあります。
その後、直近高値を更新したら、新たにできた安値を使ってトレンドラインを引き直します。
つまり、
「ラインをはみ出したから引き直す」のではなく、「そのあと直近高値を更新したことを確認してから引き直す」
ということです。
このようにルールを決めておけば、価格の動きに合わせて後付けでトレンドラインを引き直すのを防げます。
なお、下落トレンドの場合は反対です。
下降トレンドラインを価格が上に抜けてもすぐには引き直さず、その後に直近安値を更新したことを確認してから、新たにできた高値を使ってトレンドラインを引き直します。
まとめ
一番大事なのは、自分なりのルールを決めて引いていくことじゃないかと考えています。
そのときの気分で自由に引いてしまうと、過去検証をしても毎回条件が変わり、結果がブレてしまいます。
そのため、ある程度のルールを作り、毎回同じ条件でトレンドラインを引くことが大切です。
